惑星のムシ

惑星は地球のことです、ムシとは宇宙から見た、ヒト科のホモサピエンスのことです。難しそうに言うてますが、ブログでちょっとぼやいてみよかなちゅう感じですな。

憲法記念日

憲法論議が喧しい昨今、テレビや新聞で知識人とされる人らが、述べる話を聞いて、憲法は何のため、又誰の為存在するのかという観点で、勘違いしとる人が多いように思うのは、余だけやろか。

恐らく日本政府も(その数少ない有識者も)誰の為のものとは云わないやろな。

そこを、はっきりさせて論議をせんと、奴らの思う壺!


先ずは、アメリカ合衆国第3代大統領の、連邦憲法についての論文を抜粋しまっさ。

「われわれの選良を信頼して、われわれの権利の安全に対する懸念を忘れるような事が有れば、それは危険な考え違いである。 信頼はいつも専制の親である。 自由な政府は、信頼でなく猜疑に基ずいて、建設せられるのである。・・・・・ 権力に関する場合は、それゆえ人に関する信頼に耳を貸さず、憲法の鎖によって、権力が非行を行わぬように拘束する必要がある」      トーマス・ジェファーソン  

要は、憲法ちゅうもんは、公権力を統制して、権力者を縛るもんやでぇ!

この視点で、自民党憲法改正案も、読んでみんといかんと云う事や。

GHQに押し付けられたか、無理強いされたか知らんけど、その視点で読んでみたら、よう出来た憲法やないか? (戦後70年に渡って、いまの繁栄が有るのも)

余といえども、今の憲法で改正止む無しと思うところも有るけど、「寄らしむべし、知らしむべからず」と云うカビ臭いふんいきを嗅ぐのと、ヒトを群集心理に引き込む 昔からある怖い言葉で「敵が攻めで来るで!」それでも動かん奴には「おめえには愛国心がないんか!」・・・・・・・・
と云うような権力者はおらんやろか????