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惑星のムシ

惑星は地球のことです、ムシとは宇宙から見た、ヒト科のホモサピエンスのことです。難しそうに言うてますが、ブログでちょっとぼやいてみよかなちゅう感じですな。

ヤケクソの悪アガキ

戦争行為やこれに類する闘争行為は、ホモサピエンスの特質と云える。
現に今も地球上のかなりの場所で戦争は行われており、将来とも無くなる事は無い。 f:id:taniq3:20150724144124g:plain

今日本では、戦後70年と云う事で安保法制とも相まって、太平洋戦争の事案が各メディア共賑やかに取り上げられているようだ。

戦争は実際の戦闘行為が始まってみると、手違い勘違い、連絡報告のミス、最悪の場合味方への誤射等ありとあらえるトラブル発生で、訓練通りには中々いかない、まして日本の自衛隊には戦争経験者が一人もいないのである。
これが前線サイドのトラブルであれば、修正も手直しもある程度効くが、統帥機関だとか司令官サイドでおこすと悲惨な状況が待っている。
悲しいかな当時の日本軍に於いては、後者の例が少なからず有ったようだ、特に敗戦を繰り返す太平洋戦争末期に於いては・・・!

先日、産経新聞の朝刊に「特攻」の特集記事が載っており、自爆用改装戦闘機があったのを知った。

陸軍の4式重爆機「飛龍」を改装した「さくら弾機」は、機関砲等銃器を外され、その代り黒く塗った棒をダミーとして付け替え、操縦席真後ろに、なっなーんと2,9トン直径1,6メートルもの対艦用炸薬弾(前方3キロメートルの破壊威力)を搭載、それも爆弾は機体に収まらず機体上部を膨らまして改装、更に重量軽減を稼ぐためベニヤ板中心の改装と燃料は片道分のみで、搭乗員は4名、守る銃器は一切無し。

この作戦に沖縄方面に何機出撃さしたのか分らないが、戦果無しの全機行方不明だったそうだ。
当然ながら3トン近い爆弾を危なくて不時着すらさせれないし、片道燃料で4人は海の藻屑となったことだろう。

太平洋戦争末期、日本軍は連戦連敗のなか、悪アガキと思う作戦を連発した。
海軍の神風特別攻撃隊に代表される、「特攻」と呼称された各種の作戦である。

特筆すべきは、人間ロケット弾「桜花」人間魚雷「回天」である。

「桜花」は1、2トンの徹甲爆弾に翼を付けたようなもので自走能力は殆ど無く、一式陸攻に吊下げて攻撃目標に近ずいて切り離す、ほぼ垂直急降下爆撃(想定スピード毎時1050キロメートル)。(755機制作され思ったほどの戦果を上げず55名の戦死者をだしている)
「回天」は前部に1,5トンの炸薬弾を装着した、直径1メートル長さ14,75メートル、搭乗員1名、潜水艦に搭載され敵艦の近くで離艦発進する。
駆逐艦1隻、給油艦1隻と商船1隻の戦果に対し145名の戦死者と母艦潜水艦8隻の撃沈被害を受けた)

全てでは無いが、このような特攻兵器を聞いただけでも尋常な作戦ではない、恐ろしいことに人間魚雷「回転」人間ロケット弾「桜花」には、搭乗員の脱出装置がない!!(生き残る僅かなチャンスも与えない!これは作戦とは言えず、自爆テロの先駆けと言われても仕方ない!)

作戦司令部は、特攻の出撃搭乗員の選抜で命令は死ねと言う事になる為、命令でなく志願を募ったと説明!

チョット待ったらんかい!日本軍の軍人教育は「生きて虜囚の辱めを受けず」要は捕虜になるんやったら死ねと教えた、当時の戦況下に於いて戦死は常態化していたと思われる中で、上官からの言葉だけの「志願」は命令に代わる指令といえる。(応募が無いと困るので、さくらで頼まれ志願書に記入したという兵の報告もある)

日本軍は当時陸軍と海軍が有り、陸軍は陸軍参謀本部が作戦及びその指令の最高決定機関で、海軍は海軍軍令部が最高決定期間として、両軍は互いに情報交換すらすることも無く、対抗勢力として陸軍大臣、海軍大臣を行政に送り、行政を威圧していた。

(※日本軍の統帥権の最高権者は大日本帝国憲法天皇とされるが、特攻を作戦として天皇への上奏並び裁可はされておらず、統帥権干犯行為とされる)
それぞれの指令本部は、矢玉の来ないさぞかし綺麗な部屋で、大切な兵士を鉄砲玉みたいに消耗させる作戦を、ヤケクソの悪アガキで練ったわけや。          f:id:taniq3:20150724143613g:plain 


これから本番!!

一つ 戦争は、多大な犠牲と損害だけで無く、まさに湯水のごとく莫大な費用が掛かる。(1千兆円の借金を持つ日本が出来ますか?)
二つ 戦争を回避したり、始まった戦争を早期又有利に終結させるのは、外交交渉の練達な狡猾さが必要。(残念ながら日本に外交は有りません、当然ながら外交に必要なインテリジェンスも無いのにどうして戦争の回避とか終結できます、やるなら出来るだけ早い外務省の解体でしょう)
三つ 戦争が始まってもシビリアンコントロール文民統制)が出来ないと太平洋戦争の二の舞を踏むことになる。(防衛大臣シビリアンコントロールが解らない自衛隊OBの中谷氏を充てているようでは危険極まりないでしょう)
四つ 日本は長い間,社会主義国家であり、民主主義に不慣れな民族である、もし戦争が起きても、国家の為、軍の為、であり、自分の為、家族の為は一切無し。 それでも覚悟できたら、とことんやってみる?(一番危ないのは誰?)




当家の戦史
  祖父  日露戦争 (召集)満州方面従軍 陸軍歩兵軍曹 功六金鵄勲章 (無傷で帰還は驚愕 92歳没)  合掌
  伯父  太平洋戦争(志願)フィリピン バターン半島戦死 陸軍機関銃部隊伍長(任曹長)功六金鵄勲章 (無謀な作戦での無念の戦死 昭和17年1月31日 19歳9ヶ月) 合掌
  父   太平洋戦争(召集)召集後出動待機中に終戦  (88歳存命中)
  本人  現代戦争 (引籠り中) 連続不戦敗中 (難しい事無理、怖い事嫌、努力出来無い、頑張り半立ち、ボヤキが得意!) 御愁傷様